豊田工業大学

豊田工業大学の偏差値

豊田工業大学の平均偏差値 66.0
  • 66 工学部

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豊田工業大学の特色

豊田工業大学(Toyota Technological Institute、略称:TTI)は、愛知県名古屋市天白区久方2丁目12-1に本部を置く日本の私立大学です。1981年に設立されたこの大学は、学校法人トヨタ学園によって運営されています。創立の背景には、発明王・豊田佐吉とその長男で日本の自動車産業の礎を築いた豊田喜一郎の夢があります。彼らは社業繁栄の暁に「大学」を設立し、日本の将来を担う技術者を育成することで社会に貢献したいと考えていました。その夢と精神が1981年に実現したのが豊田工業大学です。

大学の特色として、社会貢献としての設立経緯により、入学金が私立大学としては群を抜いて安く設定され、学費は国立大学とほぼ同額である点が挙げられます。本校はもともと社会人大学として設立された経緯がありますが、現在は一般学生が大半を占め、社会人学生は20%に満たない状態です。教育面では、自動車に関する講義はほとんど行われず、徹底した少人数制のもとで教育が行われています。学部1年と3年次には全員が必修で4~5週間の企業でのインターンシップを経験し、学部1年次は全寮制であるなど、豊富な体験型教育プログラムが充実しています。

沿革においては、1979年に学校法人トヨタ学園が設立され、1981年に大学設置が認可されています。その後、大学院修士課程、博士後期課程の設置認可を受け、一般学生の受け入れを開始しました。また、豊田工業大学シカゴ校(TTI-C)も2003年に開校しています。

教育および研究においては、工学部が設置されており、先端工学基礎学科内で機械システム分野、電子情報分野、物質工学分野へと分かれています。大学院では工学研究科が設置され、先端工学専攻(修士課程)、情報援用工学専攻、極限材料専攻(博士後期課程)があります。付属機関としては、スマートビークル研究センターなどの独自研究センターが設けられています。これらのセンターでは、内外の研究者と国際共同研究や産学共同研究が進められており、文部科学省や経済産業省からの公的支援も受けています。

施設面では、学生寮(久方寮)がキャンパス内に設置されており、学部1年次の学生は全員が寮生活を送ります。寮は全室個室で、冷暖房完備、デスクやベッド、テレビアンテナ端子、インターネット接続端子(接続料無料)等の設備が整っています。

対外関係としては、南山大学、愛知大学、名古屋市立大学との協定締結や、海外の多くの大学との連携があります。豊田工業大学シカゴ校は、情報基礎理論の分野を充実させるために設立され、シカゴ大学内にキャンパスを構えています。

豊田工業大学は、豊富な教育プログラム、学際的な研究活動、学生のサポート体制など、多岐にわたる特色を持つ大学です。豊田佐吉翁の遺訓「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」を基に、豊かな人間性と創造的な知性を備えた実践的な開発型技術者の育成を目指しています。

豊田工業大学のアクセス

名古屋市天⽩区久⽅⼆丁⽬12番地1
  • 桜通線相生山駅下車徒歩10分

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