三重大学の偏差値
- 75 医学部
- 64 人文学部
- 62 工学部
- 62 生物資源学部
- 60 教育学部
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三重大学の特色
三重大学は、三重県津市栗真町屋町に本部を置く国立大学で、1874年に創立され、1949年に大学設置が行われました。三重大学は、総合大学として、多様な学部と研究科を有し、教育・研究活動を幅広く展開しています。
学部構成は、人文学部、教育学部、医学部、工学部、生物資源学部の五つから成り、各学部はそれぞれ専門性を深めるためのカリキュラムを設けています。特に生物資源学部では、農林水産の自然科学、社会科学、理工学を総合した教育が行われています。また、三重大学は環境問題に対する教育研究にも力を入れており、2007年には全学部で環境関連の国際標準規格ISO14001を取得した、日本全国の総合大学としては初の事例となりました。
研究科には、人文社会科学研究科、教育学研究科、医学系研究科、工学研究科、生物資源学研究科、地域イノベーション学研究科があります。これらの研究科は、学部教育を深化させるための多岐にわたる研究が行われており、単独で博士課程(博士後期課程)を設置している点も特徴的です。
教育学部では、度会県師範学校と師範有造学校を起源とし、初等教育から中等教育、特別支援教育、幼児教育まで、教員養成課程が充実しています。また、国際的なコミュニケーション能力の育成を目指し、TOEICや外国語検定の導入、セミナー形式の演習を実施しています。
工学部では、風力発電研究が特色であり、三重県内の青山高原風車群などの設置に携わっています。大学キャンパス内にも風車が設置されており、大学のシンボルの一つとされています。
三重大学は、国内外の多くの大学と学術交流協定を結んでおり、国際的な研究および教育活動が活発に行われています。特に医学部は、中国、ドイツ、アメリカなど多数の国との交流があり、国際的な医療教育や研究が進められています。
キャンパスは「上浜キャンパス」と呼ばれ、伊勢湾に面しており、約526,000m²の広大な敷地を有しています。このほか、三重県内には北勢、伊賀、伊勢志摩、東紀州に4カ所のサテライト拠点を展開しています。
以上の点から、三重大学は学際的な研究、環境教育への取り組み、国際的な連携といった多面的な教育研究活動で知られており、地域社会の発展に貢献している教育機関です。
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