防衛医科大学校の偏差値
- 73 医学教育部
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防衛医科大学校の特色
防衛医科大学校は、1973年に設立された日本の省庁大学校で、埼玉県所沢市に位置しています。この大学校は防衛省によって運営されており、特に自衛隊の医官の教育と訓練を目的としています。主に医学教育部から成り、医学科と看護学科の学部相当のコースが設置されています。また、大学院レベルである医学研究科もあります。
防衛医科大学校の特色の一つとして、入学すると学生は自衛隊員としての身分を持ち、学費は無料で提供されます。医学科と看護学科自衛官コースの学生には、学生手当が支給されるほか、年2回の期末手当や被服も提供されます。看護学科技官コースの学生には、時給制の手当が支給され、アルバイトも可能です。
教育プログラムでは、基本教育科目や専門教育科目、さらには自衛隊の訓練に相当する訓練課程が含まれます。医学科学生は、卒業後、自衛隊各幹部候補生学校で約6週間の教育訓練を受けた後、医師国家試験に合格し、自衛隊の幹部自衛官として勤務します。看護学科自衛官コースの卒業生も同様に、自衛隊の各種教育訓練を経て自衛隊病院や部隊で勤務します。
防衛医科大学校には、内科、精神科など15の診療科を有する特定機能病院である防衛医科大学校病院や、防衛医学研究センターが設置されており、最先端の医療研究が行われています。これらの施設では、傷病者の診断や治療、さらには医療技術の開発などが積極的に進められています。
入試に関しては、一般の大学入試に相当する形式で実施されていますが、学生の身分は自衛隊員となるため、国家公務員採用試験に類似した過程を踏みます。試験は択一式と記述式で行われ、口述試験や小論文試験、身体検査が含まれます。
以上のように、防衛医科大学校はその教育の質、自衛隊としての役割、および社会への貢献において非常に特異な位置を占めています。
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